「生活の場だった自宅が仕事場になる」という変化のなか、在宅勤務を経験して「集中しづらい」「仕事モードから抜け出せない」と感じている方も多いと思います。
そこで、Garage(ガラージ)では、スタッフが実際にどのような環境でテレワークをしているかアンケートを行いました。今回はワンルームや1Kなど「一人暮らし」のスタッフ5名の体験談をお届け。
現在自宅でお仕事されている方も、これからテレワークをする予定の方も、ぜひスタッフのリアルな声を参考にしてみてください!
※スタッフには「自宅で仕事のオン、オフをどう工夫していたか」「会社と自宅、環境の違いを感じたか」という質問を軸にそれぞれ在宅勤務を通して感じたことを回答してもらいました。
01.「仕事開始と終了のルーティーン」が切り替えのコツ
仕事モードに入るための「決まった動作」を新しい習慣に
普段は、デスクの後ろにあるローテーブルを中心に生活をしています。仕事を始めるときは、テレビを消してカーペットを退かし、デスクに座ったら仕事開始。仕事が終わったら、デスクまわりを片付けて椅子をしまって、カーペットを戻したら終了。この動作をすると、オンオフの切り替えができていたと思います。
自然と耳に入る情報や刺激の有無
環境面ではときどきネット接続が悪くなること、相談などのコミュニケーションへのハードルが高くなることを感じました。具体的にはオフィスレイアウトや提案書、見積作成など個人作業は比較的スムーズにできましたが、初めてのお客様とのWEB面談は、少々戸惑うことも。
また、会社では自然と入ってくるまわりからの情報や刺激もなくなることも、在宅勤務で感じたことです。
02. サイドテーブルの移動作業で仕事のオンオフ!
作業用に新しくテーブルを購入、移動作業をスイッチに
私の家は1Kであまり広くなく、もともと作業するようなデスクを持っていなかったので、在宅勤務を機会にサイドテーブルを購入しました。ソファーにサイドテーブルを設置したら、勤務時間。終わったら窓際に移動させて仕事終了。この移動作業が、私にとっての仕事のスイッチのようになっています。
設備や気持ちの面でオフィスワークとの違いを感じる
在宅勤務をするうえで、作業の面では自宅も会社も違いはありません。あるとすれば気持ちの面で、自宅だと良くも悪くもすべて自分次第。会社にいると、まわりに多少左右される、影響されるみたいなところでしょうか。
会社にいる間はずっと仕事モードになるので、オンオフがはっきりしていますが、自宅は集中が続くときは終わりが決められず、仕事をし続けてしまったり。また、一人暮らしだと「会社で誰かにちょっと声を掛けてもらう」ような、リフレッシュになるきっかけがなかなかないなと思います。
設備面では、自宅での勤務中はソファーに座っているので、会社よりも姿勢が悪くなりがちです。オフィスチェアの偉大さを実感しています。また共有サーバーに置いているpsdなどのデザインデータを開くのが自宅だと少し重く感じました。
03. Garageの人気アイテムが自宅で大活躍!
食事のタイミングでメリハリ
一人暮らしのため食事するのも同じデスクで、オンオフの工夫が難しかったです。そこはお昼休みと仕事終わり=食事開始にして、メリハリをつけるよう意識しました。
AFデスクとgiroflexチェアで快適なデスクワーク
作業環境については、会社で使用しているデスクトップPCをそのまま持ち帰ることができたので、ほぼ会社と同じ状況で仕事ができました。PCは1年前くらいに購入したAFデスク(幅180cm×奥行60cm)に設置。プライベートで使用しているiMacとテレビも含め、なんとかデスク上におさめることができました。もともと自宅でもデスクワークが多いので、購入していてよかったです。AFデスクは配線がきれいにまとまるので個人的にかなり満足しています!
チェアは6年前に、giroflexのアウトレット品を買っていたのでリモートワークで更に活躍しました。
04. ハイチェアに座ると自然と仕事スイッチがオン!
おしゃれなハイカウンターテーブルとハイチェアを仕事用に
幅150×奥行50cmのハイカウンターテーブルとハイチェアを使っています。ハイチェアなので、座ると自然と仕事スイッチがオンになります。写真の右下部分、テレビを置いているメッシュメタルの台は20年前のガラージ商品です。分解したりしてずっと愛用しています。
体操やストレッチ、アロマなどでリフレッシュしながら作業に集中!
在宅勤務は通勤による疲れがありませんし、集中もしやすい環境だと思います。リフレッシュには体操やストレッチなどをして、気分に合わせてアロマなどを焚きながら作業しました。難しい点としては、対面でのコミュニケーションが減り、チャットでのやりとりが増えて意思疎通やチームワークが取りづらいことですね。隣人や上階の人の生活音も気になります。
05. デッドスペースを活用した「はたらく」場所
集中しやすいデスク配置で業務効率アップ
当初はリビングで仕事をしていましたが、「あ、洗濯機まわさなきゃ」など、自分の集中を阻害する可能性のあるものが視界に入っていました。そこで、部屋の間取りで絶妙なデッドスペースがあったので、そこを働く場所にしてオンオフの切り替えをしました。ただ、逆に集中しすぎてしまうため、見やすい位置に時計を置いて成果物の時間管理も意識しています。
また、オフのときはできるだけデジタル断捨離をして、身体的にメリハリをつけています。仕事始まりと休憩と終わりにコーヒーを飲んだり、音楽をかけたりとルーティーンにすることで、さらにオンオフできるようになりました。
リフレッシュは難しい…?時間帯によって向きを変える工夫
デスクはfantoni GXを愛用中です!西日がきついため、午前中と午後とでデスクに座る向きを変えています。
あとは、悩んだり考え事があったりするとき、ストレッチグッズで頭もストレッチしています。会社では、ほどよくまわりの声が入ってきたり、相談されたりと良い意味で集中が切れる場面があり、それがリフレッシュとなりますが、自宅ではそういったことがないので集中力が増してしまいます。気づくと同じ姿勢のまま長時間すぎていまい、身体的な負担がかかっていました。テレワークになってオフィスチェアのすごさをあらためて体感!
また、会社では印刷している輸入通関書類が画面上のチェックになることに少し不便さを感じることもありましたね(必要に応じて自宅でも印刷していました)。
今回は、Garageスタッフの在宅勤務事例【一人暮らし編】をご紹介しました。
ワンルームや1Kなどでは、パソコンデスクやチェアを置くのが難しいところもあるかと思いますが、「何が必要か?どんな環境でテレワークをしたいか?」を考えるきっかけになり、これからワークスペースを整えたいという声も聞かれました。
また、「メリハリをつける」ための工夫は人それぞれ個性が出ていましたね。自分なりのルーティーンを見つけたり、音楽を流したりストレッチなどのリフレッシュをすることも仕事のオンオフに繋がるので、ぜひ参考にしてみてください!
次回は、第2弾として「家族編」をお届けします。どうぞお楽しみに!