グリーン(観葉植物)は、おしゃれなだけでなく、緑視率(人の視界を占める緑の割合)を高めて、集中しやすい・リラックスしやすい空間を作り出せるインテリア。
中でもフェイクグリーンは、お手入れのしやすさや扱いやすさから、壁掛けで飾るのにぴったりです。今回は、壁掛けフェイクグリーンのタイプをはじめ、おしゃれな飾り方・お手入れのコツなども解説していきます。
フェイクグリーンは壁掛けにぴったり◎
フェイクグリーンは、リアルグリーンと違って、水やりや土の手入れが不要です。
グリーンや壁にカビが生えないよう気を付けたり、虫が寄らないように注意する必要がないため、壁掛けで飾るのにおすすめです。
壁掛けのフェイクグリーンには、吊り下げタイプやフレームタイプなど、様々なタイプがあるので、配置したいスペースに合わせて選ぶことができます。
そのため、「部屋にグリーンを取り入れたいけれど、置き場所がない…」という場合にぴったりです。
軽量で扱いやすいため、オフィスはもちろん、自宅のインテリアとしても手軽に取り入れることができます。
壁掛けフェイクグリーン:おしゃれな3タイプ
一口に「壁掛けフェイクグリーン」と言っても、タイプや飾り方は色々。まずは、代表的な壁掛けフェイクグリーンの3タイプをチェックしてみましょう。
1.複数枚を連接して飾れるフレームタイプ
グリーンをフレームで覆った連接グリーンは、1枚で絵画のように飾っても、複数枚を飾ってもおしゃれ。
複数枚を連接して大きなフレームのようにレイアウトすれば、手軽に壁面緑化風の演出ができます。
2.壁掛けも卓上も◎2WAYで使えるデザインポットタイプ
デザインポットタイプの壁掛けグリーンは、立体感があり、殺風景になりがちな壁面のアクセントにぴったり。
スペースに応じて複数飾ったり、高さを変えて飾ったりなども簡単です。
ポッドタイプは、壁掛けはもちろん、置き型のグリーンとしても利用可能。
ポッド部分の奥行きは6cmほどとスリムなため、机や会議テーブル上にグリーンを置くデスク緑化にも活用いただけます。
3.空間を演出するハンギンググリーン
ハンギンググリーンは、フックなどで壁はもちろん、天井やドア、レールなどさまざまな場所に吊り下げ可能。
ハンギングタイプ1つで、複数のコーディネートを楽しむこともできます。
空間の仕切りにも使えるため、リフレッシュスペースの演出にもおすすめです。
壁掛けフェイクグリーンのおしゃれな飾り方
壁掛けフェイクグリーンは、飾り方の自由度の高さが魅力。
ピンやネジで止めたり、フックで吊り下げたりなど、スペースや目的に合わせて様々な飾り方ができます。よりおしゃれに飾るために、次の3つのコツをおさえておきましょう。
1.フォ ーカルポイントを意識して飾る
第一に、フェイクグリーンを飾るときは、視線の集まりやすい「フォーカルポイント」を意識するのがポイント。フォーカルポイントとなるのは、主に以下の3つ。
・部屋に入った際に、最初に目に入る奥の壁面
・広い壁面
・空間の中心となる場所
これらの場所に飾ると、グリーンを効果的に印象づけることができます。
2.複数のグリーンを組み合わせる
グリーンのサイズや種類、色あいを変えて組み合わせるのも、壁掛けのフェイクグリーンをおしゃれを演出するポイント。
種類の異なるグリーンを組み合わせることで、それぞれの個性・違いが引き立ち、微妙な色の変化を楽しむこともできます。
広い壁面であれば、フレームタイプのグリーンを敷き詰めて飾ったり、間隔を開けて飾ったりすることで大型のアート作品のように見せることもできます。
3.「高低差」を意識して飾る
グリーンを飾る高さを変えると、空間に動きを出すことが可能。
例えば、同じ吊り下げタイプのグリーンでも、異なる高さでレイアウトしたり、吊るす長さを変えたりすることで、空間をより生き生きと魅せることができます。
また、高さだけでなく奥行きを変えて飾ってみるのもポイント。高さ・幅・奥行きが同じにならないように配置してみましょう。
壁掛けフェイクグリーンのお手入れのやり方・注意点とは?
壁掛けフェイクグリーンは、お手入れが簡単なのもメリット。綺麗に長持ちさせるお手入れのポイントをご紹介します。
普段のお手入れ
普段のお手入れでは、ハタキやエアダスターなどでホコリを飛ばすか、乾いた布で優しく拭けばOK。
長期間ホコリがついたままになっていると、汚れが取れにくくなってしまい、せっかくの綺麗な緑色もくすんで見えてしまいます。
場合によっては、汚れがグリーンから壁に広がってしまうこともあるため、小まめなお手入れを心がけましょう。
汚れがひどい場合のお手入れ
フェイクグリーンについた汚れがひどい場合には、中性洗剤を含ませた布で汚れた部分を拭き取り、水分を残さないようにしましょう(※一般的に素材や色落ちの問題から水洗いできないものが多いため)。
飾る場所に要注意
フェイクグリーンは紫外線で色褪せることがあります。
そのため、UV加工や光触媒加工がなされていないグリーンを飾る場合、強い直射日光に当てないように配慮が必要です。
壁掛けフェイクグリーンは、空間を活かして手軽にグリーンを飾れるのが魅力。殺風景になりがちな広い壁面を、おしゃれに演出できます。
さまざまなサイズや形状があるので、オフィスはもちろん、自宅インテリアのアクセントにもぜひ取り入れてみてくださいね。
次回もお楽しみに!