すっきりとしていて高級感があり、生活感がないインテリアスタイル、シンプルモダンインテリア。

洗練されたシンプルさを追求したスタイルは、集中できる空間にしたい仕事場に取り入れるのにぴったりです。

今回はGarageスタッフ渾身の、”Garage流シンプルモダンインテリアな仕事場づくり”のポイントを解説。スタイリッシュな仕事場づくりに役立ててください。

シンプルモダンインテリアとは、生活感のない、すっきりとした高級感のあるテイストのインテリアのことです。

「現代的な」「今風でおしゃれな」を意味する「モダン」から、余計な装飾をそぎ落とし、よりスタイリッシュに研ぎ澄まされたシンプルモダンインテリア。

「上品さ」や「優雅さ」「エレガンスさ」などが、お部屋作りをするうえでのポイントになります。

色は、白・黒・グレーといった無彩色でをまとめ、家具は直線的で無駄のないデザイン。

ガラスやスチールなどの無機質な素材を取り入れ、光沢感や抜け感を演出しながら、人工的で清潔感のある空間をつくることができます。

シンプルだからこそ誤魔化しがきかず、意外と難しいシンプルモダンインテリア。

Garageスタッフイチ押しの、Garage流シンプルモダンインテリアを取り入れた、こだわりの仕事場づくりのポイントを4つご紹介します。

シンプルモダンの色の基本は、白・黒・グレーなどの無彩色。ただのモノトーンやモノクロになってしまわないように、彩度を抑えた色味を使うのがポイントです。

完全に黒や白に寄せてしまう必要はなく、ほんの少しだけ木感があるアイテムを取り入れてみるのも◎。

紹介している画像のコーディネートでは、黒のアイテムを白に換えてもシンプルモダンインテリアとして成立します。

基本の色以外の色味を追加したい場合には、マットな色味を選んで、カラフルになりすぎないように注意しましょう。

シンプルさ故に、仕事スペースやリラックススペースなど、スペースごとの統一感を出すのが難しいシンプルモダンインテリア。上手に統一感を出すコツは”バランス”です。

取り入れるインテリアは材質や質感が肝。つるっとしすぎない材質を選んで「ちゃんと仕事もできる、でもカジュアルになりすぎない絶妙なバランス」をキープしましょう。

ピカピカしていたりキラキラしていたりなどの色味や材質も、ゴージャスに寄ってしまうので注意です。

スチールのような無機質なベースにガラスを組み合わせた材質のインテリアは、シンプルモダンインテリアのマストアイテム。

大きいものは脚の細さで軽さを演出しましょう。

ラグがなくてもシンプルモダンな空間は作れますが、仕事とリラックス空間を分けるといったようなゾーニングの役割も果たしてくれるので、取り入れるとGood。色味を合わせると、さらに統一感がアップします。

シンプルモダンでは、直線や細い線を意識してインテリアを選びます。

Garageのおすすめは、直線的かつ木目が見え隠れするインテリア。人工的な無機質の中に有機感をふわりと漂わせることで、居心地の良さを感じさせることができます。

テーブルを置くなら、直線×鋭角な天板、素材は透明感のあるものを選ぶとシンプルモダンな空間に馴染みます。

ゴージャスすぎるのはNGなので、ギラギラ感があるものは避けましょう。メッキが細く入っている程度なら、品が良く高級感を演出できます。

また、グリーンを配置する場合は、幹が直線のものを選ぶとGood。

幹が曲がっていたり、葉っぱが大きいものを選んでしまうと、曲線が主張されてしまい、シンプルモダンなお部屋には合いづらくなってしまいます。

小物を置く場合には、”少なく・小さく”を意識しましょう。

例えば絵を飾るなら、表現されるボリューム感が少ない線画をチョイス。印象派の絵はボリューム感があるので×です。

”少なく・小さく”を意識しながらも、物がなくて殺風景になってしまうのはNG。

「シンプルながら生活がちゃんとできる」が前提なので、整理整頓のための収納も重要です。

シンプルモダンなお部屋をつくる時に注意したいのが、できあがったらナチュラルモダンになってしまった！という失敗。

ナチュラルモダンとは、スタイリッシュで現代的なモダンスタイルに、自然素材のナチュラルな雰囲気を融合させたスタイルのこと。

シンプルモダンとナチュラルモダンの一番の違いは「木目の量」です。

シンプルモダンは木目をインテリアの一辺だけに取り入れるといった部分遣いをするのに対して、ナチュラルモダンではインテリアのベースに木目調を置きます。

この匙加減を間違えてしまうと、シンプルモダンのはずがナチュラルモダンに…といった事態になってしまうので、違いを意識しながらインテリアを選びましょう。

こちらは、一般的なお家でも再現できる”Garage流シンプルモダンインテリアなお部屋”。

仕事スペースは黒を基調にまとめ、リラックススペースは白とグレーを基調にまとめることで、それぞれのスペースごとに統一感を出しています。

収納棚とダストボックスで、ブラック×木目のラインをあわせ、木目の流れを受けるようにグリーンを配置しているのもこだわりポイントです◎

すっきり洗練されたイメージでまとめながらも、小物やグリーンを効かせておしゃれ心も演出。自慢したくなるお家の仕事場ができました。

「素敵なお部屋！」「自分の部屋も、こんな風にしたい！」「自分ならこうするかも！」などなど、みなさまのご感想をぜひお寄せください。

Garageのインスタグラムにもシンプルモダンインテリアのコーディネート例をご紹介していますので、そちらのコメント欄にも感想をお待ちしております！

すっきりと洗練された空間ができあがるシンプルモダンインテリア。落ち着いた色味のスタイリッシュな仕事場をつくりたい方におすすめです。

ポイントを押さえて、みんなに自慢したくなるような仕事場をつくりましょう！

次回もお楽しみに！