会議や打ち合わせ用、フリーアドレスデスクやランチテーブルとしてなど、幅広い用途で使われているオフィステーブル。ひとつのテーブルがいくつもの役割を担ってくれることもあり、オフィスに設置すると重宝します。
シーンによって異なるオフィステーブルの使い方をはじめ、選び方のポイントやGarage(ガラージ)おすすめのテーブルも一緒にご紹介します。
オフィステーブルとは
多様な用途で使われるオフィステーブル。サイズや種類もたくさんあり、用途やインテリアなどに合わせて選ぶことができます。
オフィステーブル(会議用テーブル)とは?
オフィステーブルとは、オフィスで幅広い用途に使われるテーブルのこと。
会議やミーティングをはじめ、フリーアドレスデスクとして使用したり、ランチや休憩用テーブルとしてリラックススペースで使用したりと用途は多岐にわたります。
常設しておく大きなサイズのものや、セパレートできるもの、スタッキング式や折りたたみ式のものなど様々なタイプがあり、素材も木製や金属製など多様。
フリーアドレスの導入や社内コミュニケーションの活性化を図るなどの背景から、個人デスクではなく、オフィステーブルをいろいろなシーンで使用する企業が増えています。
個人デスクとはどう違う?
個人デスクとは違い、大人数で使うことが多いオフィステーブル。
フリーアドレスデスクとして使う場合には「打ち合わせスペースが取れる席に座ろう」「話し合いをしたいから、チームでまとまって座ろう」「今日は事務作業が多いから、集中しやすい席に座ろう」「資料を広げたいから、広いスペースが確保できる席に」など、その日の業務内容によって座る場所を変えられるという特徴があります。
また、個人デスクと違ってオフィステーブルは共有スペースになるため、私物を置いておくことができません。フリーアドレスデスクと同様に、使用後は毎回必ず私物をロッカーや自分のバッグなどに片付けることになります。
オフィステーブルのメリットとは?
①社内コミュニケーションの活性化につながる
テーブルという特性上、対面で会話がしやすいオフィステーブル。確認したいことがある時や、連絡事項ができた時にも、すぐに話しかけやすい環境ができているので、社内コミュニケーションの活発化が期待できます。
ちょっとした会話をきっかけにアイデアが浮かんだり、連絡漏れを防ぐことができたりと、社内コミュニケーションが活発になることによって様々なメリットが生まれます。
②おしゃれなテーブルでモチベーションアップ
面積が大きく、存在感があるものが多いオフィステーブルは、オフィス空間でかなり目を惹きます。
おしゃれなオフィステーブルを設置することで、オフィスの雰囲気がぐっと洗練され、社員のモチベーションがアップするというメリットも。おしゃれで洗練されたオフィスは、企業のイメージアップにもつながります。
③オフィスの美化にも効果的
フリーアドレスデスクとして使用する場合、個人のキャビネットがないため私物を置いておけないのも、オフィスの美化につながるメリット。
片付けが苦手な人の個人デスクのように、物が溢れて見栄えが悪かったり、ワークスペースが確保できなくなってしまっていたり…という心配もなく、オフィスをすっきりきれいに保てます。
ただし、フリーアドレスを採用する場合には、私物を入れておけるパーソナルロッカーの導入は必須。安心して私物をしまっておけるよう、セキュリティにも配慮したロッカーを選びましょう。
シーン別・オフィステーブルの使い方
オフィステーブルの活用シーンは、会議やフリースペースなど様々。それぞれで使用するシーンによって、使い方も変わってきます。
フリースペース用のテーブルとして使う
フリースペースとは、業務を行うスペースや会議室などとは別の、社員が自由に使えるスペースのこと。リフレッシュスペースやランチスペースとして使ったり、勉強会や交流会を開いたりと、用途は多岐にわたります。
誰でも気軽に立ち寄れる場所にリフレッシュスペースを設け、ランチや休憩もできる大型のテーブルを設置すれば、部署の垣根を越えたコミュニケーションが可能な空間に。
良質なアイデアを生み出すきっかけや、新しい繋がりを生むきっかけとなり、クリエイティブの質の向上が期待できます。
フリーアドレス用のテーブルとして使う
フリーアドレスとは、オフィスに固定席を設けず、自由に自分の好きな席を選んで働くスタイルのこと。どこに座ってもOKの完全フリーアドレスと、部門や職種などのグループごとに指定された範囲内に座るグループアドレスがあります。
フリーアドレス用テーブルとして使う場合、そこで仕事をするための機能が備わっていると便利。特にPC作業をするための配線機能は要チェックです。
フリーアドレスのレイアウトには、コミュニケーションを図りやすくチームでの業務に向いている対面式、集中とコミュニケーションの両立を図りやすい背面式、業務に集中しやすい同向式などがあります。
対面式なら、中心に配線機能が備わっているもの、背面式や同向式なら視線よけのパーティションを設置できるもので、奥行きは一人で作業するのに十分であればOK、など、レイアウトに合わせてテーブルを活用しましょう。
会議用テーブルとして使う
会議の目的や使用する場所、使用する人数などによって、それぞれ最適なテーブルがあります。
会議用テーブルの種類
会議用テーブルとして使われるものには、使用人数に応じて下記のようなタイプが挙げられます。
・折りたたみ式・スタッキング式のテーブル:2~3名程度で使用可能
・小型の常設テーブル(120~150cm程度):4名程度で使用可能
・中型の常設テーブル(180~210cm程度):6名程度で使用可能
・大型の常設テーブル(300~330cm程度):10名程度で使用可能
10名以上で使用する場合、サーフボードのように長辺側が弓なりになっている「ボード型」を選ぶと、横並びに座った人の顔が見やすいのでおすすめです。
オフィステーブル選び:3つのポイント
オフィステーブル選びで後悔しないために、おさえておきたいポイントは3つ。チェックしておけば、きっとオフィステーブル選びに役立ちます。
テーブルのサイズ
どんな目的で使用するのかや、何人で使用するのかによって、必要なサイズも異なります。
テーブルで作業する場合の一人あたりの作業スペースの幅は、一般的に60~70cmが目安とされています。長時間の作業や資料を広げての作業を想定するなら、80cm~100cmの幅があると快適です。
奥行きは最低でも40cm、余裕を持って作業できるようにするなら50cm~60cmを目安にしましょう。
設置場所のスペースをしっかりチェックするのも重要。通行しにくくなるようなものや、圧迫感が出てしまうものは避けましょう。
テーブルの形状
テーブルの天板の形状には、正方形や長方形の他、円形や楕円形、ボード型などがあり、それぞれ特徴があります。
①正方形・長方形
オフィスでは定番の形状。会議・打ち合わせ用はもちろん、フリーアドレスデスクやランチテーブルなど、幅広く使えます。
使うシーンによっては奥行きのあるなしも重要に。役員用の会議テーブルや応接テーブルとして使う場合には、奥行きが広いものが好まれます。
②円形
少人数のミーティングや打ち合わせなどの会話がしやすい形状。
角がないため、短時間で座る分には、人数の制限が少なくなるという特徴も。カフェスペースやラウンジスペースなどのカジュアルな空間にマッチします。
③楕円形・ボード型
四角形の実用性に加え、円形の柔らかな印象も持つ形状で、会議や打ち合わせのスペースにも、カジュアルなリラックススペースにも合います。
楕円形は短辺側も使いやすく、テーブルを囲みやすいのが特徴。ボード型は横並びに座った人の顔が見やすいのが特徴です。
テーブルに必要な機能
テーブルでPCを使うなら、配線機能が必要です。どうレイアウトするのかによって配線の配置も変わるので、レイアウトを決めてから、使いやすい配線の配置がされているものを選ぶと間違いがありません。
モニターを使用する場合には配線に加えて、あらかじめモニターを設置・固定できる構造のテーブルを選んでおきましょう。
スペースの問題から、テーブルを移動したり収納したりする必要がある場合には、キャスター付きのタイプや、折りたたみ式・スタッキング式のタイプを選ぶと便利です。
また、スタンディングミーティングやハドルミーティングを行う場合には、ハイタイプテーブルや、高さが調節できる機能が備わったテーブルをチョイスするとGood。ダラダラと長い時間を使って眠くなってしまったり、飽きてしまったりを防止できます。
おすすめのオフィステーブル5選
オフィステーブルにぴったりな、おしゃれで存在感のあるGarageおすすめのテーブルをご紹介します。
ロンナ:長台形テーブル
ロンナは、様々な空間にフィットする豊富なバリエーションが魅力のPLUSのテーブル。長台形で、どこの席からもモニターやボードが見やすいのが特徴です。
テレビ会議をはじめ、ホワイトボードを使う打ち合わせや会議、プレゼンテーションはもちろん、休憩スペースにもぴったり。
天板の中央には配線口も付いていて、電源タップやコード類もすっきり収納できる万能テーブルです。
ガラージ×三英:ピンポンワークテーブル
卓球台メーカーの株式会社三英とGarageが共同開発したピンポンワークテーブルは、卓球台を忠実に再現した、遊び心と機能が満載のオフィステーブル。
会議や打ち合わせにおすすめなのはもちろん、セパレートして集中できるワークスペースとして使うのも良し。ネットを張れば実際に卓球もできるので、煮詰まった時のリフレッシュにもぴったりです。
折りたたみミーティングテーブル:リネロ2
折りたたみミーティングテーブル リネロ2は、省スペース収納が可能な平行スタッキングテーブル。
普段は簡単に折りたたんで収納し、会議や研修などでは、コの字型やロの字型、スクール形式など、目的に合わせてスムーズに設置できます。
足元をさりげなく隠す幕板は「あり」「なし」を選択でき、後から購入・取り付けも可能。ソフトエッジ仕上げの天板は柔らかな感触です。
ダイニングワークテーブル
100cmのコンパクトな奥行きで、スモールオフィスや自宅にぴったりのダイニングワークテーブル。
配線収納が付いているので、PC作業はもちろん、ちょっとした打ち合わせやランチタイムまで、このテーブル一台でOK。限られた空間を最大限に活用できます。
木目×スチールのスタイリッシュな異素材ミックスが印象的で、美しい天然木風の天板がどんな空間にも映えます。
GMテーブル
GMテーブルは、キャスター付きで移動が楽々。様々な場所で使えるミーティングテーブルです。
レイアウト変更も簡単にできるので、ミーティングはもちろん、作業スペースとして使ったり、リフレッシュスペースで使ったりと、好きな場所に移動させて使える自由度の高さが魅力。それほど頻繁に移動させる必要がなければ、キャスターなしも選べます。
会議用テーブルのおすすめレイアウト
定番の対面式レイアウト
対面式は、顔を合わせながらの商談や意見交換など、活発なコミュニケーションを取りたい場面に向いているレイアウトです。
使用人数や設置スペースに合ったサイズの常設タイプのテーブルを使用するだけでなく、折りたたみ式やスタッキング式のテーブルを向かい合わせに使用することでも対面式のレイアウトが可能です。
情報共有がしやすいコの字型レイアウト
大人数で企画会議をしたり、プレゼンテーションを行ったり、研修をしたりという場合には、折りたたみ式・スタッキング式テーブルをコの字型にレイアウトするのが最適。
プロジェクタースクリーンやディスプレイスタンドなどを配置して、参加者全員が情報を共有しながらディスカッションすることができます。
議論するならロの字型・研修ならスクール形式レイアウトも
役員会議やプレゼンテーションの時におすすめなのがロの字型レイアウト。
参加者全員がお互いの顔を見ながら議論できるので、コミュニケーションを取りやすく会話もしやすいのがメリットです。
また、セミナーや研修など講師が進行する会議の場合は、学校の教室のようなスクール形式のレイアウトがよいでしょう。いずれのレイアウトも折りたたみ式・スタッキング式テーブルなら自由自在に配置ができます。
用途が広く、オフィスを彩るインテリアとしても有効なオフィステーブル。賢くチョイスして、使いやすくおしゃれなオフィスを実現させましょう。
Garageでは、オフィステーブルと相性ぴったりの家具もたくさん取り扱っているので、是非オフィスをコーディネートする時の参考にしてみてください。
次回もお楽しみに!