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vol.98

Garage流【ホワイトインテリア】おしゃれな部屋作りに必須の「白の選び方」を解説!

「白で家具を揃えたはずなのに、なんだか合っていない…?」そんな違和感、覚えたことはありませんか?

明るくすっきりとした雰囲気がつくれるホワイトインテリアですが、実は家具に使われる“白”には、メーカーや素材によって色味の違いがあるため、同じ白でも相性が合わないことがあるんです。

今回は、ホワイトインテリアをつくるうえで知っておきたい「白の選び方」や、おしゃれなお部屋づくりのポイントをご紹介します。

目次

ホワイトインテリアでは「白」の色合わせが大切

白で統一したつもりなのに、どこかちぐはぐに見えてしまう。その理由は「白は含有する1色によって色味が変わる」から。

実際、白には青み・黄み・赤みなどさまざまなトーンがあり、20種類以上に分類されるという説もあるほどです。

オフィス家具の場合、メーカーによる微妙な色の違いは他の色に比べると少ないものの、それでもベースの色がズレていると“微妙に合わない感”が出てしまうことがあります。

 

特に、青みのあるクールな白、黄みのあるウォームな白は印象が大きく変わるため、家具同士の相性を気にして選ぶのがおすすめです。

おしゃれな「白×インテリア」お部屋づくりのポイント4つ

「白」の色の違いが分かったところで、ここからは、白を使ったインテリアをよりおしゃれに見せるポイントをご紹介していきます。

①テイストを決める

ホワイトインテリアを成功させるには、最初に“どんな雰囲気の部屋にしたいか”を決めることが大切です。 お肌のカラーで「ブルベ」「イエベ」を聞いたことがあるかもしれませんが、オフィス家具の「白」にもブルベ・イエベがあり、それぞれ色味によって、合うテイストが大きく変わります。

・青みのあるホワイト(ブルーベース):クール・スタイリッシュな空間に

・黄みのあるホワイト(イエローベース):ナチュラル・あたたかみのある空間に

まずはデスクや収納など、空間の主役になる家具の色味を決めてから、周りのアイテムを合わせると統一感が出やすくなります。

②差し色を活用する

白だけで揃えると、スッキリしすぎて無機質になってしまうこともあります。

そこで、差し色をするのがおすすめ。白を基調に少し色味が入るだけでも大きくイメージが変わります。

同じ白を基調にしたお部屋でも、個性が出せるのが白基調×差し色の良さです。

色を選ぶのが苦手な方は、全体の2割程度でグレーやベージュなどの中間色を取り入れると、ほどよい温かみや立体感が出ておしゃれに仕上がります。

チェアや小物、ラグなどでさりげなく差し色を入れてみましょう。白だからこそ差し色が映えるので、ぜひお気に入りのアイテム&カラーでお部屋を彩ってみてください◎

③素材の違いや光沢の有無にも目を向ける

また、ホワイトインテリアでは、「素材」も重要なポイント。

つるっとした光沢のある白は高級感があり、マットな白はナチュラルで落ち着いた雰囲気に。ポイントは、光沢のある素材のアイテムを“部分的に”使うこと。

全体をマットにまとめつつ、ランプや小物で少しだけ光沢を取り入れると、空間が引き締まって上品に見えます。

④照明は”自然な明るさ”を意識

ホワイトインテリアは光の影響を大きく受けるので、照明の色選びはとても大切です。

どの光を使うかによって、白の見え方やお部屋の雰囲気がぐっと変わります。

■ 昼白色(自然な白い光):白を一番きれいに見せる万能ライト

ホワイトインテリアと相性がよく、いちばん扱いやすいのが昼白色です。

自然光に近いバランスの取れた色味で、白い家具の反射がほどよく抑えられ、明るさと落ち着きが両立します。

・白がクリアに見えつつ、冷たくなりすぎない

・仕事や作業にちょうどいい集中しやすさ

・ウォーム系・クール系どちらの白にも合わせやすい

 「どの光にすればいいか迷う…」という場合は、まず昼白色がおすすめです。


■ 青白い光(昼光色):クールなお部屋にぴったり

青みがかった昼光色は、白をシャープに見せる特徴があります。

クールで洗練された印象にしたいときにぴったりですが、ホワイトインテリアでは少し使い方に注意が必要です。

・白がよりクリアに見えてスタイリッシュ

・ただし冷たく感じやすく、リラックス感は弱め

・ウォーム系の白とは少し相性が悪いことも

 「とにかくクールに仕上げたい!」という場合にだけポイント使いするのがおすすめです。

 

■ 間接照明:白い空間に“奥行き”と“柔らかさ”をプラス

天井照明だけだと白い空間がのっぺり見えてしまうことがあります。

そこで取り入れたいのが間接照明。光を壁や天井に反射させることで、やわらかく温かみのある雰囲気をプラスできます。

 ・白が持つ“やさしさ”や“奥行き”がくっきり際立つ

・昼白色の天井照明との相性もよく、全体のバランスがとりやすい

・デスクライトやフロアライトで光源の高さを変えると、より立体感が出る

 白い空間を「シンプルだけどのっぺりしない、ちょっと上質な雰囲気」にしたい場合は、ぜひ間接照明を取り入れてみてください。

【Garage流ホワイトインテリア】おすすめのアイテム

画像はGarage流の、ホワイトインテリアを使ったお部屋の例。

モノトーンでスタイリッシュにまとめつつ、ふわっと優しい雰囲気も感じられる、バランスの良い空間に仕上げています。

ウォーム系のホワイトならまとまりやすい

使用している fantoniデスクのホワイトは、柔らかく温かみのあるトーン。スチール脚のスッキリしたデザインと相まって、上品な印象のワークスペースになります。

キャビネットも同系色で揃えることで、空間に統一感をもたせています。

ウォーム系のホワイトは馴染みやすく、迷ったときにも取り入れやすい色味です。

黒・グレー系アイテムはアクセント使いがGood

チェアのライトグレー、小物のブラックを少しだけ散りばめることで、空間にメリハリを生み出しています。

また、黒・グレーの入れ方も気をつけています。 黒の面積が多いと強い印象になりがち…そのためGarage流では、グレー寄りの黒を“控えめに”使うこと意識。

暗すぎず、でもしっかりとホワイトインテリアの印象をグッと締めてくれるのがポイントです。

グリーンやお部屋のアイテムの色味・素材にもこだわり◎

ホワイトインテリアに観葉植物を合わせると、無機質さをやわらげてくれます。

とくに「白みがかったグリーン」は相性抜群。やさしい印象に仕上がるだけでなく、デスクワークの疲れを癒してくれる効果も期待できます。

また、壁に設置したチャットボードやデスクランプの光沢感もこだわりポイント。マットな白との対比で、空間にアクセントと上質感を演出するように設置しています。

今回は、ホワイトインテリアを組むうえで大切な“白の選び方”や、色合わせのコツをご紹介しました。

実は白だけでなく、黒も今回ご紹介したように、黒にも青み・赤み・質感の違いがあるため、色や素材を意識して選ぶことでお部屋をワンランク上のおしゃれに仕上げることができます。

色味やトーン、素材にこだわって素敵にお部屋作りを楽しんでくださいね。

次回もお楽しみに!

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