デスクや家具を長持ちさせるには、素材や仕上げに応じたお手入れが必要です。しかし、どのようにメンテナンスすれば良いのかわからない方もいるでしょう。今回は、デスクや家具の日常的なお手入れ方法や、修理や買い替えの検討が必要なケースを解説。Garageで承ったメンテナンスの実例もご紹介します。
デスクや家具を長く使うためにメンテナンスをしよう
デスクや家具を長く使うために大切なのが、お手入れ。清潔に保つだけでなく、トラブルに早期対応し、修理や買い替えが必要な大きな異常がないかどうかを知るためにもメンテナンスは欠かせません。
例えば「飲み物をこぼした」「インク汚れが付着した」ときはすぐに対処しているかもしれませんが、お手入れは汚れが気になったときに限らず、普段から定期的に行いましょう。
アイテム別!日常のお手入れ方法
デスクや家具をお手入れする際に重要なのは、素材や汚れに合った方法で行うこと。主要アイテム別に、一般的な日常のお手入れ方法をご紹介します。なお、製品によって推奨されるお手入れは異なるため、取扱説明書を必ず確認してください。
誤ったお手入れは、汚れが落ちないばかりかダメージを与えてしまうこともあります。特にクリーナーやアルコール類の使用は、素材や塗膜の劣化につながることも多くあるため、必ず使用可否を確認してください。
デスク・収納家具
汚れやほこりをそのままにしていると、油分と混ざってこびりついたり、表面材にしみ込んだりして落とすのが難しくなってしまいます。普段から、乾いた柔らかい布で拭き取るようにしましょう。
汚れが気になるときは、住居用洗剤や薄めた中性洗剤を使い、固く絞った布で拭き取ったあと、水分が残らないように乾拭きします。水分が残ると、木材は水分を吸収して膨張やシミが発生する、金属やスチール部分はサビの原因になるため、注意しましょう。
ウレタン塗装の無垢材の家具は、上記の一般的なお手入れで問題ありません。オイル仕上げの落ちにくい汚れは、目の細かいサンドペーパーで研磨したあと、オイルを塗布します。キズや輪じみができてしまった場合も、この方法で補修が可能です。木材の表面が乾燥しているときも、オイルを補給しましょう。
なお、メラミン化粧板のしつこい汚れは、メラミンスポンジ+住居用の洗剤で落とせることもあります。ただし、仕上げによっては表面を傷つけたり艶がなくなったりするおそれもあるため、必ず見えない箇所で試し、問題がないことを確認してから使用してみてください。
オフィスチェア・ソファ類
座面の表面や隙間に入り込んだ細かいゴミは、掃除機や粘着クリーナーで除去します。ホコリが穴に付きやすいメッシュ素材は、柔らかいブラシを使うと便利です。
布張りについた汚れは、擦らずに洗剤を含ませて固く絞った布でたたくように拭きます。
合皮の場合は、普段は乾いた柔らかい布で拭き取り、汚れが気になる場合には固く絞った布や専用のクリーナーで拭き取ったあと、乾拭きをします。
脚部分は、ホコリや靴底の汚れなどが付きやすい部分です。特にアルミポリッシュ脚は汚れたままにしておくと腐食につながるため、普段から空拭きをしましょう。汚れが付着した場合は水や中性洗剤を含ませた布で拭き取ったあと、空拭きで水分を残さないようにします。
キャスターは異物が絡むと動きにくくなったり、音が大きくなったりします。髪の毛やホコリなどが付いている場合は、ピンセットや掃除機などで取り除きましょう。
お手入れと併せて可動部やネジの緩みも確認
デスクや家具は、使用しているうちにネジの緩みや可動部(引き出し・キャスターなど)のトラブルが発生することがあります。日常のお手入れ時に異常がないか確認し、ネジが緩んでいた場合には早めに締め直しましょう。ぐらつきや傾き、異音などがないかもチェックしてください。
パーツの劣化・破損は早めに交換
キャスターやアジャスター、取っ手、ゴム脚などパーツの劣化・破損がわかった場合は速やかに交換が必要です。そのまま使用していると本体に影響が出るだけでなく、安全上も問題になります。
多くのオフィス家具には、交換用のパーツが用意されています。購入後ご自身で交換するか、メーカーに修理を依頼しましょう。
パーツを購入する際には、カタログやメーカーのWebサイトで型番に適合するパーツであるかをきちんと確認してください。合わないと正しく使えないだけでなく、無理をして装着することで本体が破損したり、使用者がケガをしたりして大変危険です。
こんなトラブル・不具合は購入店・家具専門店に相談を!
清掃やパーツ交換をしても不具合が改善されない場合や劣化が進んでいる場合、ご自身での対応は難しいため、購入店や家具専門店へ相談をおすすめします。買い替えか修理かを迷うときも、専門家のアドバイスが参考になるでしょう。
本体の変形や破損・劣化
本体に以下のようなトラブルや劣化が生じている場合、専門的な修理が必要になるのが一般的です。
・木製部分の反りや浮き・大きな割れ
・チェアやソファのへたり、生地の破れ・はがれ
・メッシュの破損
・脚やフレームの歪み
・スチール部分の広範囲のサビ
改善されないぐらつき
ネジの締め直しやアジャスターの調整で改善されないガタつきやぐらつきは、劣化による接合部分の緩みや、組立方法の不備による不具合の可能性があります。対処方法や修繕の可否について相談をおすすめします。
可動部や昇降機能の不具合
清掃をしてもデスクや家具の引き出しやスライド部分、キャスターなどの可動部が動かない・動かしにくい場合、パーツに異常が生じている可能性があります。
以下のような昇降デスクの不具合はメーカーの点検が必要です。
・高さを変更するときに異音がする
・高さが設定と合わない
・安全装置が誤作動する
また、チェアで以下の症状がある場合には、ガスシリンダーのトラブルが考えられます。無理して使い続けず、修理の依頼や買い替えを検討しましょう。
・座面が少しずつ下がる、ぐらつく
・高さ調整ができない
・油のようなものが漏れている
交換パーツが不明
対応する交換パーツがわからない、廃番になったなどの場合には、メーカーや購入店へ問い合わせてみましょう。交換・修理の対応可否や、在庫を案内してもらえます。
修理やメンテナンスのご不明点、お気軽にお問い合わせください
Garageでは、メンテナンス用のパーツの販売・お取り寄せや修理受付を行っています。
Garageのサイトに掲載がないパーツは、事前に下記をご確認いただき、ガラージお客様センターまでお問い合わせください。
1.部品本体のメーカー名・型番・商品コード等
2.部品の詳細(ボルト・棚受・アジャスター等)
3.数量
4.ご購入時期
5.ご購入先
椅子のクロス張り替えやキャスター交換をはじめ、Jrチェアの肘やメカ部分の交換など修理もご相談いただけます。
ouchi Garageの店頭では、Vitra社のクロックのムーブメントの交換も承っています。
実際の交換の様子は、GARAGE公式Youtubeチャンネルでもご紹介しています。
お気に入りの家具、正しくお手入れして使いましょう
デスクや家具を快適に使うには、日々のお手入れが大切。お手入れの際には不具合がないかもチェックし、大きなトラブルを防ぎましょう。
ご自身での対応が難しい問題が見つかった場合には、購入店や家具専門店に相談し、修理や買い替えを検討してくださいね。
次回もお楽しみに!