

このブログを開いている皆様にとっては、もはや説明するまでもないかもしれませんが、オフィスチェアは、機能だけがすべてではありません。
五年、十年と使用し続けるものですから、やはりデザインも、チェア選びには大切な要素と言えます。
今回のブログに記しますのは、アメリカは「HAWORTH」社のタスクチェア『Fern』
一見、大型でオーソドックスなワークチェアではありますが、そのデザインのどこが優れているのか、ご案内いたします。
一番目を引く背もたれの構造につきましては、以下の記事にて具体的に紹介されておりますので、そちらも併せてご覧ください。

①アームレスト
こちらの特徴的なアームレスト
他のチェアとの大きな違いは、「内側に寄せる」ことが出来る点でしょう。
立体的な可動域を持つチェアであっても、一般的には、Fernほど座面の内側にまで入り込んでくるようなアームレストはかなり珍しいと言えます。
つまり、一見大型ワークチェアでも、アームを内に寄せることによって、小柄な方でもその性能を十分に発揮することが出来るのです。
前傾機能を使用すれば、尚のこと使いやすく、ハイバックチェアの中では群を抜いて包容力を感じられます。
あと、ロボットみたいでかっこいい。

②座面の張地
「Fern」はouchiGARAGE内でも比較的高価なチェアでありますが
だからこそ見ていただきたいのが「張地」。
布の製造過程を想起させるような、折柄風のタッチは静かで嫌味のない高級感があります。
直接座り心地とは関係なさげな座面の素材のことなワケですが
こちら、ouchiGARAGE別注のセレクトカラーとなっております。
写真では伝わりにくいのがもどかしい!
HAWORTHのチェアを置いてあるショップは国内では珍しく、予約不要でFernに試座できるとなると、やはりouchiGARAGE。
ouchiGARAGEに訪れていただきたく存じます。

③ロゴ
チェアには多くの場合、ブランドロゴが刻まれています。
彫られていたり、タグにあったり、形は様々。
Fernは、背面下部、特徴的な背もたれのまさに真下に彫られています。
「HAWORTH」の文字がなんともかっこいいですね。
いかがでしょうか。
オフィスチェアは、他のインテリアにはない独特の雰囲気を持っています。
例えば「機能美」
座りやすく、作業しやすいチェアを目指し洗練されていった結果、ひとめで特別と分かる美しさがあるのです。
新しいチェアを選ぶ際、「なぜこのような形をしているのか…」と考えると、よりご自身に合ったチェアにたどり着くかもしれません。