

みなさんは画像のチェアをご存でしょうか?世界的に有名な家具メーカーHermanMillerのセイルチェアという商品です✨
ドラマ『婚姻届けに判を捺しただけですが』に登場したり、SNSでもよく取り上げられるため、ご存知の方も多いかと思います!
セイルチェアを目にして一番印象に残るのはやはり網目状の背もたれでしょうか🕸️見た目のインパクトはもちろん、樹脂でできた背もたれが座る人の体型・動きにフィットする、計算し尽くされたチェアになっています。こちらの背もたれは、クッションやメッシュにはない反発力がとても特徴的です🌟
今回は、そんなセイルチェアがどのような素材でできているのかご紹介いたします!!
セイルチェアの背もたれは①熱可塑性ポリウレタン(TPU)と②ナイロンの二つの素材からできています。それぞれの素材の特徴と身近で使われているものを見ていきましょう!
①熱可塑性ポリウレタン(TPU)の特徴
・伸縮性、弾性(=外部から力を加えた際変形し、元の形に戻る性質)がある
→弾性により、体重をかけると反発力が大きくなり、その分サポート感が強くなる。
・耐摩耗性に優れている
→摩耗しにくく長期にわたって性質を維持するため、メンテナンス費用を抑え、長く使うことができる。
・機械的強度(=荷重などによる変形に対する耐久力の度合い)が強い
→通常、一般的な椅子の耐荷重は85~90㎏だが、セイルチェアは耐荷重159kgと丈夫な作りになっている。
TPUが使われている身近な物
・サッカーや野球のソール:スライディングなどの動きと耐摩耗性の相性がいい。
・スマホカバー:伸縮性・弾性は装着する際に活躍。また、衝撃吸収性もあるため落下などの衝撃に耐えることができる。
②ナイロン(ポリアミド樹脂)の特徴
・耐油性、耐薬品性、耐有機溶剤性(=アルコールなどの有機溶剤の影響を受けずに、性質を維持できる能力)に優れている→水やアルコールなどで簡単にお手入れできる。
・機械的強度に優れている。
・耐摩耗性に優れている。
ナイロンが使われている身近な物
・歯ブラシの毛の部分:耐薬品性により歯磨き粉や水に耐えることができる。
・自動車部品:機械的強度耐、そして耐熱性・耐油性にも優れているため、ドアハンドルやマニホールドなど多くの部品に使われる。
お手入れのしやすさや高反発な背もたれと、素材の特徴からでも分かるように「長期的な利用と、いい姿勢で座ることができる」消費者目線に立ってつくられたチェアですね✨店頭にはGarageセレクトカラーのご用意がございます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!!