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てぬぐいで感じる季節の移り変わり

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まだまだ暑い日が続くと思っていたら朝夕は薄い織物が欲しくなる日もちらほら…。今年も「おいしい」「たのしい」がてんこ盛りの秋がやってきたようです。最近はかまわぬの新柄が入荷してくる度にもうこんな季節か…としみじみ思うのが私の中での恒例となってきました。

秋というと思い付くのがお月見、ハロウィン…今年は大人気の鳥獣戯画シリーズで秋の新柄が登場!有名な作品なので皆さん一度はどこかでご覧になったことはあるかと思いますがせっかくの機会なので改めて鳥獣戯画についてお話しさせていただこうと思います。

鳥獣戯画、正しくは鳥獣人物戯画という作品は高山寺に伝わる絵巻物で国宝に指定されています。うさぎや蛙といった鳥獣たちや人間の絵のみで展開されており、「日本最古の漫画」ともいわれ、国内外に多くのファンを持つ作品です。

平安時代後期~鎌倉時代前期にかけて制作され、戯画、つまり「戯れに描いた」、おどけた絵で甲乙丙丁の全4巻があります。作者は不明とされており、各巻をよーく見ると筆致や使用されている紙が異なり、ひとりではなく複数の絵師によって描かれたと考えられています。1952年、甲乙丙丁の全4巻の他に断簡(一部分が切り取られ掛け軸になったもの)が国宝に指定。甲巻で4点、丁巻で1点の合計5点が重要文化財に指定されています。

私のお気に入りはおばけウサギ…かわいい…
お月見って秋の満月を眺めながら収穫を感謝する行事だって知ってましたか?

かまわぬのデザインで用いられているのは最も有名な甲巻。秋の新柄てぬぐいでは擬人化された鳥獣たちが大きな満月を見上げて月見をしていたり、カボチャの被り物をしたウサギが蛙を脅かしていたり…「トリックオアトリート!」と声が聞こえてきそうな楽しい柄ですよね。今にも動き出しそうな鳥獣たちの中からお気に入りの子を見付けるなんて楽しみ方もアリかもしれません。

普段使うてぬぐいの柄も季節に合わせて、秋を楽しみたいですね。

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