

「ぎっくり腰での仕事ってこんなに辛いなんて——。」
そう語るのは、Garageの事業責任者こと“シショー”。
実はシショーはスノーボード歴30数年。毎年冬になると雪山へ赴き、大会に出場するほどの「ガチ勢」なんです。
そんなシショーがスノーボード中にぎっくり腰を発症…。仕事を休めない立場の中で、改めて「仕事をする際の姿勢の大切さ」や「オフィスチェアやデスクなどのツールの重要性」を心から感じたそう。
今回は、シショーが自分の身体と仕事にどのように向き合い、どう乗り越えたのか。
ワークデザインのプロが身をもって体験した「リアルな教訓」を、ざっくばらんに語っていただきました!
まず、ご年齢、身長、働き方、趣味など簡単に自己紹介をお願いします。
シショー:57歳、身長166cmで体重は61kgです。
仕事は管理職で、どうしてもデスクワークが多くなりがちですね。
趣味はスノーボードと野球で、体を動かすのは好きなほうです。
—— 50代後半で現役のスノボ・野球プレイヤー!
物凄くアクティブですね!でも、そんなアクティブなシショーでも「腰のケガ」や「痛み」は別物だったんでしょうか…?気になります…。
今回ぎっくり腰を発症した原因は何だったのでしょうか?
シショー:スノーボード中ですね。
滑っている途中でもっと深いカーブを切りたくて、無理に腰を曲げた瞬間に“グギッ”と…。
あれは衝撃的でしたね。やった瞬間に「あ。これがぎっくり腰か」とすぐに分かりました。。。

初めてのことだったので、とりあえず温泉に入れば治るかなと思ってしまって(笑)
でも実際は逆で、まずは炎症を抑えるために冷やすのが大事だったんですよね。そこは完全に知識不足でした。
—— 初めてのぎっくり腰だったんですね…それは色々と大変だったと思います…。
「痛めたら温める」って思っちゃうのも、とても分かります(笑)
でも炎症の初期段階だと逆効果なんですよね。スノボの熱意が仇となってしまったようで…心中お察しします…。
発症後はどのような状態だったのでしょう?
シショー:翌日は普通に出社しました。でもやっぱり我慢できない痛みで…。整体に行くか整骨院に行くか迷って、保険がきく整骨院へ行きました。
ちょうど大会も近かったので、マッサージと鍼で応急処置をしてもらいましたね。
—— 激痛の中、翌日に出社されたんですか?!責任感が強すぎますね…。
大会が控えていたとなると、まさに「一刻も早く治したい」状況だったんですね。というか、大会にちゃんと出るのがさすがのシショーです…(でも身体大事にしてほしい…)。
座れるようになったのは何日目でしたか?
シショー:雪山からまず帰らなくちゃいけなかったので、まさかのぎっくり腰をやった当日に車を運転しました(笑)
痛みはありながらも当日から座れました。というか、座らざるを得なかったんですよね…。
寝たきりになるほどではなかったんですが、歩くのもかなりゆっくり。
運転もそうですが、仕事の時は座るのがとにかくきつくて、30分も持たなかったですね。
なので、立って仕事ができるハイテーブルを使ってました。あれは本当に助かりました。
—— 30分も座れないのは辛いですね。
でも、そこで「座るのを諦めて、ハイテーブルで立つ」という選択ができるのは、さすがGarageのシショー。自分の身体の状態を見つめ、環境を味方につけたわけですね。
出社or在宅で仕事に復帰したのは何日目でしたか?
シショー:仕事は休めないので、そのまま出社してましたね。正直つらかったですが、なんとかやるしかないという感じでした。
—— 休まず出社とは……頭が下がります。働くうえで、具体的にどんなことが一番困りましたか?
シショー:とにかく“座り続けること”ですね。むしろ立ってるほうが楽でした。
あと、意外と寝ているのもつらいんですよ。寝返りが激痛で…。それに、骨盤が寝てしまう座り方だと最初は楽なんですが、だんだん腰回りが固まってきて動かなくなるんです。
お尻から首までしっかり支えてくれる姿勢が一番楽でしたね。座ったり立ったりを自由に切り替えられる環境は本当に重要だと思います。
—— 「座る」も「寝る」も辛いとは、まさに逃げ場なしですね。骨盤が倒れる(後傾する)と後で固まる、という実体験に基づいた分析は、デスクワークをしている私たち全員にとって耳が痛いお話です。
そんな中、どんな座り方や椅子、机の組み合わせが楽でしたか?
シショー:自分に合った椅子に座るのが一番ですね。
僕の場合は“Capisco”っていう椅子が合ってました。
骨盤をしっかりホールドしてくれる感じと、腿裏の抜け感のバランスがちょうどよくて、“骨盤で座ってる”感覚がすごくわかりやすいんですよ。
—— おお、ここで「Capisco」!独特な形状ですが、あの骨盤のホールド感はぎっくり腰の時こそ真価を発揮するんですね。
まさに「骨盤を立てる」ことの重要性が証明された気がします。

その後、再発や悪化などはありましたか?
シショー:正直、ありますね。クセになってる感じはあります。
特に腰が冷えてるときとか、同じ姿勢を長く続けたあとに動こうとすると“ピキッ”ときます。あの嫌な感じは忘れられないですね。
—— あの「ピキッ」という予兆、冷や汗が出ますよね…。
一度経験すると、身体が敏感に反応してしまうのもわかります。
回復するまでに工夫したことはありますか?
シショー:いくつかありますね。
まずは椅子選び。それから、痛みが落ち着いたらストレッチ。
僕の場合はお尻の筋肉がかなり固まっていたので、そこを重点的にほぐしました。
あとは腰ベルト(コルセット)も使いましたね。動きを制限して無理な姿勢を防ぐためです。
無理に動いて早く治そうとするよりも、“正しい姿勢を意識しながら、ゆっくり動く”ことが大事だと感じました。
—— 「急がば回れ」ですね。特にお尻の筋肉をほぐすというのは、デスクワーカーにとって盲点かもしれません。私もですが、気づかない内に絶対お尻凝っちゃっていると思うので…
ぎっくり腰を繰り返さないために気をつけていることはありますか?
シショー:これはかなり意識してます。
* 同じ姿勢を続けない
* 骨盤をしっかり支える座り方をする
* 無理な体勢で動かない
* 重いものは腰じゃなくて足を使って持つ
* 腰を折るんじゃなくて、ひねる動きも併せて使う
* お尻から腿裏の筋肉を柔らかく保つ
* 胸椎や肩甲骨をしっかり動かせるようにする
このあたりですね。
—— この7つ!デスクワークをしているとどうしても苦手になりがちな気がします…
座り方はもちろんですが、普段やらない動きやちょっと重たいものを運ぶ時など、予防的に気をつけていきたいですね。
最後に、ぎっくり腰×働くを体験しての一言をお願いします!
シショー:ぎっくり腰は本当に突然くるので、“ならないようにする”意識が一番大事だと思います。
ぎっくり腰は軽く見ないほうがいいですね。日常生活にも仕事にもかなり影響が出ます。
でも、ちゃんと体の使い方を意識すれば予防はできると思うので、同じような経験をする人が少しでも減ればいいなと思います。
—— 激痛の中から得た「正しい姿勢」と「ツールの重要性」。
シショーの実体験だからこそ、言葉の重みが違いますね…。皆さんも、腰が辛い時はもちろんですが、「腰が辛くなる前に」まずは自分の「座り方」から見直してみませんか?
身体を第一に、楽しく働いて参りましょう!
次回もお楽しみに!


