vol.28 いい色の日企画！流行とともにオフィス家具の"色"はどう変わった？

01. オフィス家具が影響を受けたものとは？

オフィス家具のカラーは、時代と共に変化してきました。「オフィス家具＝スチール製のグレーの家具」というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、そもそも日本のオフィスにグレーが溢れたのは、戦後、米軍用に作られたスチール製デスクがきっかけ。この軍用色のグレーが高度成長期の日本に続々と納品されたため大きく印象づけられることになりました。
その後、オフィス家具は少し明るめのニューグレー、シルバー、ホワイト、ブラックと変化を続け、デスクの脚を見るだけでもその変化を感じることができます。

周辺機器との関係

（2000年発刊 Garageカタログvol.2より）

オフィス家具のカラー変遷の背景には、Appleの「iMac」など周辺機器の存在も欠かせません。周辺機器が白からビビットで発色の良いビタミンカラーへ、そしてペール・グレイッシュカラーへと移り変わることにより、そのカラーに合わせてDTP（デスクトップパネル）や椅子などのクロスも変化していきました。

近年では「iPhone」の存在も影響を与えたと言えそうです。配線収納などのオプション用品には汚れが目立たないグレーやメタリックが選ばれていたところに、白のイヤフォンの登場。「汚れても良いから素敵な色を」という流れが生まれました。現在はオプション用品のカラーバリエーションも豊富になり、アクセントカラーとして取り入れやすくなっています。

02. 木目調も時代によって変化

カラーとともに、オフィス家具に使われる木目調も変化しています。色味は白木、濃木目、ウォルナットへと移り変わり、木目の濃さもホームユース寄りに変化し、はっきりとした表情のものが人気です。
Garage（ガラージ）の木目家具といえば、イタリア製のfantoni（ファントーニ）が人気。なかでも、明るめの「木目(NF)」は時代を超えたロングセラー商品です。今後fantoniアイテムも、流行に合わせた木目カラー変更を実施予定のためお楽しみに♪

03. 様々な色・素材に合わせやすい「ペールグレー」

ここまでカラー変遷について見てきましたが、今、Garageがおすすめしたいカラーは「ペールグレー」です。
黒や白はスタンダードな印象ですが、ペール・グレイッシュトーンはおしゃれで様々な色や素材に合わせやすいのが特徴。白・黒・木目などとも相性が良く、ペールグレーを取り入れるだけでオフィスをセンスアップできます。

SH2 スチールデスク

PLUS「SH2 スチールデスク」は、ペールグレーカラーのスチールと木目調天板の組み合わせがおしゃれなデスクです。平机、キャビネットが付いたタイプの片袖机・両袖机とデスクバリエーションが豊富で、飛沫防止の専用パネルもあり、ワークスタイルや好みに合わせて選べます。

GKカウンター

Garage「GKカウンター」もペールグレーと木目調の組み合わせが目を引きます。ハイタイプ、ロータイプの2タイプあり、どちらもコーナーカウンターを連結すればL字型に拡張して使用が可能です。
対面を想定した利用はもちろん、無人の受付カウンターとしてもおすすめ。

04. Garageの家具はカラーバリエーションが豊富

Garageの家具は、ロングセラーの商品など時流に合わせてカラー展開を増やしてきました。
1999年の創業時より個性を出しやすいという強みから、長年愛用いただいてる方も多くいらっしゃいます。オフィスでもご自宅でも働く環境にあわせて、雰囲気に合う、好みに合う色を選んでみてください。

CHAT board（チャットボード）

北欧のおしゃれなガラス製ホワイトボード「CHAT board」は、全16色のカラー展開。インテリアとして空間の印象ががらっと変わります。単色使用はもちろん、カラー違いでレイアウトするのもおすすめ。オフィスだけでなく自宅のリビング学習や連絡板としても活躍します。専用マグネットでメモを貼ることも可能。発色のよいペンで、しっかり文字を書くことができます。

ワイヤーケーブルトレー

配線収納もカラーにこだわるとデスク周りをおしゃれに演出できます。ワイヤーケーブルトレーは、シンプルに使いやすいブラック・ホワイトからレッドやイエローなどのアクセントカラーまで展開。 差し色としてデスクのカラーとのコーディネートが楽しめます。スチール製なので頑丈で、ホコリが溜まりにくく、お手入れしやすいのも嬉しいポイントです。

Steelcase Series1

今日のワークチェアに求められる要素を全て網羅した機能だけでなく、色で選ぶ楽しみもくれるSteelcaseの「series1（シリーズ1）」。Garageセレクトカラーは普通のオフィスチェアとは一味違う、オフィスでもご自宅でも「はたらくをたのしく」できるようなカラー展開です◎