vol.11 在宅勤務 みんなはどうしてる?Garageスタッフ【家族】編
Garage(ガラージ)スタッフに行った、どのような環境でテレワークをしているかのアンケート。
今回は「家族」編として、家族など同居人がいるスタッフ11名の体験談をお届け。
家族と暮らしている場合には、在宅勤務中に家族が家にいるかどうか、自室があるかどうかなど、一人暮らしにはなかった要素にも左右されます。家族と一緒に過ごせる時間を大切にしつつも、仕事中は集中しやすい環境を整えたいですよね。
Garageスタッフはどう工夫をしていたのか、ぜひ参考にしてみてください!
※スタッフには「自宅で仕事のオン、オフをどう工夫していたか」「会社と自宅、環境の違いを感じたか」という質問を軸にそれぞれ在宅勤務を通して感じたことを回答してもらいました。
01. 好きなものに囲まれた仕事場で、創造性あふれる居心地
(部長/男性/3LDK・3人暮らし・自室あり)
部屋に入ると「オン」、ドアを閉めると「コミュニケーション不可」
元々、物置化していた自分の部屋をきれいにして在宅勤務ができるようにしました。ドアを閉めるか閉めないかで家族が声掛けできる状態であるのかを表現しています。リビングでは仕事をしないようにして、そこはオフの場所だと暗示させています。
ゴチャゴチャしている自分の好きなものに囲まれた、自分自身が落ち着く空間で仕事することはとても居心地がよいです。洞穴的でもありながら外光が取れるので。あとはソファがあれば…。KRラックは素っ気なくてとてもよいですが、整理する箱が欲しいと思っています。
部屋にホワイトボードがあるので、アイデア出しは立ちながら殴り書きしてます。ちなみにgiroflexはサイコーです!
02. 配線ケーブルトレーが活躍!会議中はドアを閉めて「個」の空間に
(マーチャンダイザー 課長/男性/3LDK・4人暮らし・自室あり)
オフィスはABW(アクティビティー・ベースド・ワーキング)がしやすいことを実感
自室にいるときはオンとし、会議・電話の際はドアを閉めています。それ以外は基本ドアを開けていて、家族からの声掛けOKとしています。
オフィスでは会議、打ち合わせ、1人での業務によって場所を変えることでメリハリはつきやすいと感じます。自宅だと全てがデスクなので。とはいえ支障をきたすことはないです。
デスクは幅100×奥行60cmのものを使用しています。PC、Wi-Fi、ライトのコードが散乱するのを配線ケーブルトレーでまとめています。
03. 明るく開放的な窓際で。コーナーに座ることで集中力もアップ
(web制作/女性/3LDK・2人暮らし・自室あり)
窓からの光で時間の経過が意識しやすい
2階の自室で仕事をしているので、自室に入ったらオン、出たらオフという感じです。家族も2階にいる間は仕事中という認識です。必ずではないですが、「今日は〇時~テレビ会議」などと伝えておくこともあります(テレビ会議していると一人でしゃべっているように聞こえるらしいので笑)。
昔、家族がデスクトップを置いて使っていたPCデスクを活用中。部屋の角に向かって座るので、意外に居心地はいいです。自宅の方が外の明るさなどを感じられるので、時間の経過も意識しやすいと思います。
04. 夫婦それぞれが自室で作業。生活リズムをキープする工夫も
(マーチャンダイザー/女性/3LDK・2人暮らし・自室あり)
出勤時と同じ時間に起床 リズムを崩さないように
夫婦それぞれに自室があり、5.7畳ある自分の部屋で作業することで、仕事モードを切り分けました。また出勤時と同じ時間に朝起きるようにし、お弁当を作り生活リズムを保ってました。
チェアが木の座面なので、オフィスチェアの偉大さを感じました。尾骨が痛く背中まで鈍痛が走るようになり、チェアを買うか悩み中です。あまりにチェアが合わないせいか、腰と背中が痛くなって、背中を伸ばすストレッチグッズを買いました。床に寝て、コロコロを背中や腰に当ててマッサージしています。
気になるところは、配線でしょうか。自室にはエアコンがないため、扇風機を使ってます。PC・モニター・扇風機などのコードがデスク下にたまり、怖ろしい…。
05. オフィスの広いデスクとオフィスチェアは「意識」が違う
(営業 課長/男性/2DK・2人暮らし・自室なし)
会社は滞りなく仕事ができる安心感がある
仕事のオンオフについては、在宅勤務をするときも、できる限りオフィスに行く日と同じ行動を心がけています。朝は散歩するなど体を動かして、メリハリをつけています。
自宅ではモニター置きの幅80cmデスクのスペースなので、かなり狭いです。ダイニングチェアに座っているので、そろそろ腰が痛いところです。
オフィスには必要なものが揃っているので、仕事が滞りなくできる安心感はあります。自宅での作業は、ちょっとした連絡などのやりづらさはたまに感じますが、大きな不便はありません。ただ、やはり「意識」が違うのだと思います。オフィスの方が仕事をしているという感じがします。
06. ダイニングテーブルを仕事場に。電話など少し困る場面も…?
(web制作/女性/1LDK・2人暮らし・自室なし)
作業スペースの設置で仕事モードに
ダイニングテーブルで作業しています。モニターをテーブルの上にのせて、片側に2つあるチェアを1つにしたら作業開始(移動したチェアは後ろにおいて荷物置きに)。終了時はモニターをおろして、チェアを戻して完了です。
私の家は部屋が2つ(1つは寝室なので実質リビングのみ)しかないので、リビングに2人で仕事をしていますが、会議や電話が重なったときには移動するなど少々手間が生じています。
在宅勤務が続くと、ずっと在宅でもいいと思っていましたが、いざ出社すると通勤・出社も気分転換になるのか、会社も人がいていいなとも感じました。
07. 家族一緒の空間で仕事 食事の時間でメリハリ
(カスタマーサポート/男性/2LDK・3人暮らし・自室なし)
慣れない在宅勤務と同時に、子どもも同じ空間で勉強
2LDKで、家族一緒にほとんどの時間をこの場所で過ごしています。元々ディスプレイ型デスクトップPCが、リビングダイニングの小さいミシンデスク(104cmサイズ)に置いてあったので、デスクトップを外して移動させ、会社のノートPCをセッティングすることで切り替えをしていました。
昼と夜の食事の準備をする必要があり、その時間を決めることでも仕事のオンオフの切り替えになりました。
在宅勤務中に苦労したことは、子供が同じ部屋で勉強していること。ほかにも、書類のプリントアウトをしなくなったこと、電話がほとんど鳴らないこと、回線が遅かったことです。ただ、静かな環境でした。
08. そのほか一挙ご紹介!「朝の散歩」「作業は自室で」などマイルールで切り替え
「必ず自室で作業すること」を在宅勤務のマイルールに
(カスタマーサポート/女性/6LDK・5人暮らし・自室あり)
「朝食・昼食以外は、共有スペースは使用しない」と決め、自室で作業することで仕事のオンオフを切り分けました。
お客様からの問い合わせや処理の不明点など、すぐに確認できないことは不便でしたが、周りが静かなので集中できました。会社ではなかなか難しい「自分のペースで時間内に就業すること」ができたのが在宅勤務の良かった点です。
在宅勤務がはじまってすぐにオフィスチェアを購入!
(カスタマーサポート/女性/3LDK・3人暮らし・自室:2部屋を家族と共有)
日によっては、家族3人が同時に在宅勤務になることがあり、電話の声が気になる日も。仕事のときは各自部屋のドアを閉めて、お互いの気配を消しながら仕事モードに入りました。
椅子は在宅勤務が始まって、すぐにプリセアを購入しました。マンション住まいなので、昼間は通信回線の速度が遅いのがストレスに。特に日中は極端に遅くなる時間があるので、データを取り込んだりするのは朝早い時間に行っていました。
会社では気にならない業務も自宅ではなんとなくの居心地の悪さや気を遣うことも
(カスタマーサポート 課長/女性/3LDK・2人暮らし・自室:1部屋を家族と共有)
朝の通勤時間を近所の散歩にあて、帰宅後からは仕事モードとしていました。オフの切り替えは空腹モードの主人がウロウロし始めると…といった感じでした。
テレワーク突入2週間目には腰が痛くなり、オフィスチェアが売れる理由を痛感。仕事をすること自体は会社も自宅もほとんど変わりませんでしたが、お詫びごとや難しい交渉などの際はなんとなくの居心地の悪さや会社よりも気を遣う部分があり、オフィスの方が断然やりやすいと感じました。
子どものオンライン授業を見守りながら在宅勤務
(事業管理/男性/2LDK・3人暮らし・自室なし)
仕事のオンオフは、最初のうちは「朝の通勤時間帯に少し散歩して、帰ってきたら出社スイッチオン!」としていましたが、暑かったり雨の日が多かったり…。仕事が追いつかなかったりもして、いつの間にかやめてしまいました。
自宅ではすぐ後ろに子どもがいることが多く、最初は集中しづらいことも。子どももオンラインでの授業や課題をこなしているので、勉強のふりをして動画を見ていたり…その管理のストレスもありました。あとは、ネット環境の面で夕方の時間帯のオンライン会議は難しい状況になることが多かったです。
今回は、Garageスタッフの在宅勤務事例【家族編】をご紹介しました。
家族暮らしでも自室がある場合はドアを閉めるかどうかが一つのポイントだったり、自室がない場合には電話やテレビ会議に苦労したり、課題や工夫が違うのも面白いですね。
【一人暮らし】編、【家族】編でご紹介した、仕事のオンオフや集中するための工夫はすぐに実践できるものもたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてください!
Garageスタッフ16名の回答を見ていると、最初はデスクなど目に見えるところへ意識が向きがちですが、在宅勤務が長期間となり体への負担を感じ始め、チェアの購入を検討し始める人も多いのかもしれないですね。同じように感じている方は、チェアの選び方をご紹介したこちらの記事もぜひチェックしてくださいね。
次回もどうぞお楽しみに!